歌川広重の浮世絵「東海道五十三次」に描かれた20番目の宿場が鞠子宿、そこで慶長元年(1596年)からつづく老舗のとろろ汁のお店の紙袋です。紙袋正面には当時の宿場と旅行客を描いたイラスト。当時のにぎわいを楽しく表現していますね。マチ部分はベタ塗りで、最低限の企業情報を白抜きで配置しています。今回スタンダードオーダーの大サイズでご注文いただきました。お持ち帰り用のパッキングされた自然薯などを入れるためのもののようです。
プラン | スタンダードオーダー(大サイズ) |
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業 種 | 郷土料理店 |
枚 数 | 5,000枚 |
製品単価/枚 | 非公開 |
用 紙 | 晒クラフト 120g/㎡ |
サイズ | 幅320×マチ110×高さ225mm |
印 刷 | 2色 |
表面処理 | なし |
提げ手 | OFJタイプ 紙単丸ヒモ |
オプション | 底段ボール台紙 |
運賃送料 | 無料 |
製作した紙袋の特徴
「和」のイメージを表現できる晒クラフト紙
原料であるパルプの色をほぼ純白になるまで漂白したものが晒クラフト紙です。白地になることでインクの発色がよく、今回くらいのデザインでは全く問題ありません。また、紙のサラサラ感が残っているので「和」のイメージで全体をまとめる際に便利です。
安価で高強度。耐荷力に優れる紙単丸ヒモ
「和」のイメージでしたら、やはり紙製の紐が最適でしょう。紙単丸ヒモは紙紐といってもかなりの耐久力があるので、普通に使用している状況では破損してしまうことはまずありません。「もう少し太いものを…」とお考えでしたら紙三本ヒモをお勧めします。
紙袋を制作のワンポイントアドバイス
井上工業所東京室スタッフ
400年以上続く郷土料理店様の事例でした。こんなに楽しい紙袋であれば、ご旅行の思い出の品として何度も見たくなりますね。今回、紙への表面加工をしていないので、多少の色落ちが出てくるはずです。それを防ぐためにはニス引き加工やPPラミネート加工をお勧めします。
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