ショッパーとは、洋服や雑貨を買うと入れてくれる「ショッピングバッグ」のことです。
紙質や作りがしっかりとしていてデザインが素敵なショッパーは、購入後もサブバッグとして持ち歩いたりする人が多く、ショップやブランドの宣伝効果を上げることができます。
今回は、オリジナルショッパー(ショップバッグ)の作り方について説明します。
目次
オリジナルショッパー(ショップバッグ)の作り方
オリジナルショッパー(ショップバッグ)の作り方には、セミオーダーとフルオーダーがあります。
ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットについて説明します。
セミオーダー
セミオーダーは、量産された既製品の紙袋にショップのオリジナルロゴなどを印刷する方法です。
業者が用意しているメニューに沿って、素材やサイズを順に選んでいくだけで、簡単にオリジナルショッパーを作ることができます。
メリットは、注文までが簡単なこと、コストが安いこと、比較的小ロット生産ができることです。
デメリットは、既成品の紙袋を利用するため素材やサイズに制約があることですが、既成品とはいっても豊富なラインナップが容易されていることが多いようです。
フルオーダー
フルオーダーは、素材やサイズ、デザイン、表面加工などのすべてを特注で作る方法です。
商品が大きなものだったり、形状が特殊だったりして既成品のサイズが合わない場合や、すべての仕様に徹底的にこだわってショッパーを作りたい場合は、このフルオーダーで作ることになります。
メリットは、素材やサイズ、デザインなど完全なオリジナルショッパーができますので、他のショップやブランドとの差別化を図ることができることです。
デメリットは、注文までにいろいろと検討しなければならないこと、比較的コストが高いこと、小ロット生産が難しいことです。
入れるものによって素材強度をしっかり考慮するのがポイント!
オリジナルショッパー(ショップバッグ)を作る場合に、意外と見落としがちになっているのが素材強度です。
ショップで販売しているものが比較的重量のある商品の場合には、この素材強度を十分考慮する必要があります。
ショッパーの素材としてポピュラーなのは、コート紙、晒クラフト紙、未晒クラフト紙ですが、丈夫なショッパーを作りたいのであれば、素材にはコート紙を選ぶことをおすすめします。
コート紙の場合はPP加工という表面加工を施しますので、さらに強度的に有利な素材となります。